フィアットのウォッシャー液が出ない原因

車の整備
山猿
山猿

皆さんこんにちは!山猿です!

今回は、フィアット500の整備編で行きたいと思います。

男性A
男性A

フィアットてルパンが乗っている車ですよね?

山猿
山猿

そうですね!

ルパンが乗っているのはもっと年式が古いフィアットだけどね!

今回はフィアット500の車検整備で預かった時に用命としてご相談もらった事例をご紹介します!

車検でお預かりした際に、お客様からの依頼でウォッシャー液が出ないと

ご用命を伺っていたのでこういう事案で悩んでいる人もいるのでないかと思い

ご紹介しておきたいと思います。

フィアット500も年式でいえば、初度登録から13年近く経つ古い車ですが

デザインや性能で大事に乗っている人をよく見ますね!

なので、もし同じような症状になったら参考にしていただけると幸いです。

ではいきましょう!

原因を探ろう

まずウォッシャー液が出ない原因を一つ一つ点検することにしました。

  1. ウォッシャー液は入っているか
  2. ウォッシャーポンプは動いているか
  3. ウォッシャーノズルが詰まっていないか

ここまでを点検してみました。

まず①はもちろん入っていましたw

次に②です。実際にウォッシャー液を出してみようとレバーを引きましたが、

いつも聞こえるモーター音が聞こえません!

何回押してもうんともすんとも言わない。怪しいけどまだ断定が出来なかったので

ウォッシャーポンプを調べることにしました。

ポンプの場所はどこ?

さぁフィアット500のウォッシャーポンプの場所を探しますか!

エンジンルーム内から見ると、運転席側にタンクがあるのは確かなので

タイヤを外してから右前のタイヤハウスのカバー外してみました。

カバーを外すのにプラスネジと外車特有のヘルクスネジで留まっていますので

ご注意ください!工具があればすぐ外せます!

右前タイヤハウス内

カバーをめくってみるとすぐタンクが見えてポンプも目の前に見えました!

カバー外すとすぐタンクとポンプが見えます!

そこで、もう一度ウォッシャーを作動させてみましたがやはり音が鳴らない!

なので今度はポンプのコネクターを取り、作動させた場合に電気が来てるか確認

電気はウォッシャーを作動させた時に12Vがきていました!

そうすると、配線関係の問題ではないと断定!!

じゃああとは電気が来ているのにポンプが動いていないということで

ポンプの部品交換に入りました!

ポンプの交換方法

純正品なのかわからないですが、部品商に発注依頼し二日後くらいに到着。

部品代は税抜き9,300円ほどでした。

一応私が頼んだ部品も紹介しておきます。

発注した部品

部品番号は正直どちらかわかりませんが、

0071740942-001の方だとは思います。

さぁ重い腰を上げて交換します。

交換は簡単で、前に電気が来ているか外したコネクターを外し

左右についているホースを外します。

そしてポンプ本体はタンクにはまっているだけらしいので上に引き抜きます。

そしたらポンプは取れました!

ただ、点検するのでウォッシャー液を満タンに入れてしまった私は

ポンプを外した途端に噴水の如くウォッシャ液が溢れ出てきたので

皆さんはご注意くださいw

ついていたポンプと新品のポンプを見ても特に外観は変化なし!

左が故障したポンプ、右が新品ポンプ

とりあえずつけることにしました。

取り付け方は、取り外した手順と逆なので割愛しますね。

交換したあとに、もう一度ウォッシャーを作動してみます。

そしたら、ポンプの作動音がしてウォッシャー液も勢いよく出ました!

フロント左右とリヤ共にちゃんと出ていたのでノズルの詰まりもなさそうでした。

原因はポンプの故障だったことが判明!

これで治ったし車検場にやっと行けます!

まとめ

ウォッシャー液が出るようになったので車検場に持っていき、

無事に車検も合格!ウォッシャー出ないと車検通らないですしね!

他にもブレーキローターやロアアームなど足回りの交換したものもあり

今回のフィアットの車検自体は費用がかかってしまいましたが、

まだこれで安心して乗れるようになったかと思います!

皆さんも古いから妥協せず大事に乗ってください。

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