P2177 プレマシーのエンジン警告灯の原因

車の整備

KO–HEY
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皆さんこんにちは!

今回は車の整備編!

お客様が乗っているマツダ車のプレマシーが走行中にエンジン警告灯が点灯したということで、

急遽お預かりしてきました。

問診中はおそらくO2センサーかなと思っていましたが、スキャンツールをつないで診断したりすると、

何か違うような気がしたので、もしかしたらマツダ車によくある現象かなと思いブログに残しました。

参考にあれば幸いですのでよろしくお願いいたします。

今回の車両情報

マツダ プレマシー

平成20年7月 DBAーCREW

CREWー320***

走行距離103000キロ

診断、点検

まずはスキャンツールを使って診断しました。

そうすると、

P2177 アイドル時以外にシステム過剰にリーン

という表示が出ました!

そうなると、何かが悪さして燃料が薄くなったのかなと判断

原因とすると、

  • エアダクトなどからの2次エアー
  • エアフローセンサーの異常
  • O2センサーの故障
  • インジェクターや燃料系の異常 

などが挙げられるかなと思いました。

ただ、問診だと点灯してから調子が悪くなったりや加速が悪くなったりなどはないということで、

燃料関係の故障はないのかなと判断!

そうなると、残りは3つ!!

O 2センサーが怪しいのかなと思い、スキャンツールのデータストリームでO2センサーのデータを確認しました。

見ると、O2センサーに異常が感じられず。。

0〜1V以内に来てるし2つとも作動してる。

2次エアーかエアフロセンサーに疑い有り

そうなると、まずは2次エアーが発生してないかエアダクト周りにパーツクリーナーを吹きかける。

特に回転数が上昇するなどはないので、ダクトを取り外して亀裂等がないか点検!

悪いところがない。。。

もうあとはエアフロセンサーしかない!

エアフロセンサーを外して点検します。

写真がないので申し訳ないのですが、プレマシーはエンジンルームを開けた右側にあり、

ダクトの下に隠れているのでダクトを外してプラスドライバー2本外すだけでセンサーは取れますので簡単!

エアフロセンサー清掃

センサーを見ると微かに汚れがついているような。。。

なので、まずは清掃することに。

センサー部分にクリーナーを吹きかけて綺麗にします。

おすすめは、エアフロクリーンやエンジンコンディショナーなどはいいかと。

パーツクリーナーを使用するとセンサー故障につながるのでお勧めしません。

ちなみに私はエアフロクリーンが手元になかったのでキャブクリーナーで対応w

吹きかけて15分位乾燥させてから再度取り付け。

結果

センサーを取り付けてダクト類もつけたら、1日かけて試運転したので、スキャンツールで再度データ確認。

プレマシーの規定値が調べても出てこなかったので、何ともいえませんが当初確認した数値よりも

燃料学習補正値が下がったような。。。フィードバック補正値と一緒にみても前よりかは良くなった?

1日かけて警告灯も点灯せず故障コードも出なかったのでよしとしよう!

これでまた点灯したらエアフロセンサー交換ですね。

ちなみにリビルトで16000円くらいする!高いなぁ。。。

また、O 2センサーなら2つ交換したとすると部品で37,000円。

年数乗ると修理代が嵩む!

あとは、この車両はエンジンオイル交換をまめにしてないから余計にセンサーが汚れた可能性もあるのかな。

皆さんは定期点検、エンジンオイル交換はちゃんとやりましょう!!

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